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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/5/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/05/08)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では113円台後半で方向感の無い動きが続きました。
前日の海外時間で北朝鮮の駐英大使がインタビューで6回目の核実験を
計画 していると発言したことを受けたドル売りの流れが続くものの、
米早期利上げへの思惑も根強く、一方向へは動きにくい相場となりました。

欧州時間以降も、113円台後半での動きが続きましたが、
NY時間の後半にボストン連銀のローゼングレン総裁が講演で
「年内に3回利上げをすることは妥当である」と発言したことを受けて、
ドルは114円台を回復する動きとなりました。
同総裁は、今後1年間の経済成長が潜在成長を上回り、
失業率は持続可能な水準の最低をさらに大きく下回るとの予想を示したうえで、
金融政策の正常化プロセスを続けるべきとの発言を行っています。

この上昇でボリンジャーバンドのアッパーバンドを
上抜けていますが、バンドウォークには繋がりませんでした。
また、MACDを見ると、この上昇に先駆けて買い転換しており、
ドルの自律的な上昇といえるかもしれません。

積極的のドルを買い上げていく要因は無いものの、
マーケットのリスク回避姿勢は後退したままであり、
ドルの下値が硬い状況が本日も続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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