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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/3/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/3/6)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、アジアから欧州時間にかけては、
113円台後半で方向感のない動きが続きました。
東京時間は、ドルの上値の重さが意識されたものの、
欧州時間に入ってからはRSIが底打ち反転を始め、
MACDも買い転換したことから113円台半ばを
売り込んでいく勢いがないことが確認されました。

NY時間に入り、米1月製造業受注指数が市場予想を上回ったことから、
リスク選好的なドル買いが優勢となり、一時114円台を回復する局面もありましたが、
114円台を維持することが出来ずドルの頭が重い状況が続いています。

トランプ大統領が主張する大型減税やインフラ投資の実現性に
疑問を呈する声も強まりつつあり、財政支出増による米景気の加速期待も
やや後退しており、ドルが上値を追う動きにはなりにくいムードとなっています。
しかし、FRBによる3月利上げは確実視されてきており、
ドルの下値を支える要因となっています。

ドル/円は方向感に欠ける動きが続きやすく、
本日も114円を挟んで動きにくい展開が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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