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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/2/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/2/13)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、114円台を維持することが出来ず、
じりじりと軟化する動きとなりました。
東京時間、欧州時間ともに新たな材料のない中
ドルの上値の重さが嫌気される展開でした。

NY時間では、1月米住宅着工件数が市場予想を上回り、
また2月フィラデルフィア連銀景況指数が前月の23.6から43.3に
急上昇し市場予想の18.0程度を大幅に上回りました。
さらに失業保険申請件数も予想を下回っており、
これらの結果を受けて一時ドル買いが強まる局面もありましたが、
NY引けにかけてはドルの軟調な地合は続き113円09銭まで下落しました。

テクニカルで見ると、価格の下げが続いているものの、
RSIの下値は横ばいとなっており、いつ相場が反発してもおかしくない状況といえます。
ただし、ボリンジャーバンドは上下ともに右下がりとなっており、
ドルの上値の重さが意識されます。

トランプ米大統領が主張する大幅減税などの財政刺激策の
先行き不透明感が高まっており、最近発表された米経済指標は
比較的良好な結果であるものの、3月FOMCでの利上げを決定づける
ほどでもないことからドルが軟調な地合が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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