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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/05のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表の先行スパンと遅行スパン、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。


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チャート2は、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。

まず、チャート1で一週間の動きを検証します。

先週初は、先行スパンの雲を下抜けて始まっており、この雲に上値を抑えられドルは軟調な展開が続きました。

しかし、週末にかけて持ち直し、金曜日の米雇用統計が予想を上回ったことを受けてドル買い戻し機運が強まり、再び雲の中へ戻る動きとなっています。これにより方向感の出ない展開へと戻ってしまったことになります。

さらにボリンジャーバンドの2σの中におさまっており、レンジ相場継続が確認されます(A)
DMIを見ても、先週は+DIと-DIがねじれており、ADXも低水準での推移となっていることでトレンドのない状況が確認されます(B)

また、遅行スパンが再び、日々線と絡んできており、相場の転換の分岐が近付いているといえそうです(C)。この形状からは、今週初はややドルが上に引っ張られることが期待されますが、その後の週後半の動きが重要となりそうです。

チャート2で、金曜日の動きを確認すると、日足からのイメージと大きく変化します。

金曜日は、朝からドルが買い戻し優勢の展開となり、ドル上昇トレンドが窺えます。
また、米雇用統計に反応したドル買いは急激でボリンジャーバンドの拡大を伴ったブレイクが観察されています(D)

このドル上昇トレンドは、DMIでもADXのしっかりした上昇で確認できます(E)

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