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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/08のドル円相場の考察

昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。

昨日は、東京市場朝方にドルの上値試しで90.70円水準まで(A)、またロンドン市場参入後のドル下値試しで90.15円水準(B)となったものの、ほぼ終日90.20円~90.40円での膠着した動きが続きました。
週明けということもあり、また新たな材料もないなか、テクニカル的にも注目すべきポイントがない静かな相場だったといえるでしょう。

このまま、もしばらく横ばいが続く可能性もありますが、三角持ち合いを形成しているようにも見え、その場合は本日午前中には動きが出てくることになります(C)
また、ボリンジャーバンドが収縮後横這いを続けており、このバンドをブレイクするかどうかにも注目されます。

DMIを見ても、ADXが昨日の午後から下げ基調となっており、トレンドがなくなっていることが確認できます(D)

【テクニカル一口解説】

1. 膠着相場とボリンジャーバンド
小動きの膠着相場が続くとボリンジャーバンドはバンドの幅は縮小していきます。
ある程度縮小すると、それ以上の縮小を見せず横這いとなりますが、この動きは次の展開へのエネルギーと蓄積している動きと考えられます。
つまり、膠着相場が続きボリンジャーバンドが縮小横這いとなっている状況は、次の大相場の兆しを示している可能性があります。

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