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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/1/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/12/26)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京市場が休場の中、117円前半での小動きで始まりました。
正月モードが続いており模様眺めムードが強く、閑散とした取引となっていました。

欧州時間に入ると、ドルは急速に買い進まれる動きとなりました。
ボリンジャーバンドを上抜け、バンドウォークを形成しながら118円台を回復しました。

さらにNY時間に入ると、12月の米ISM製造業景況指数が発表され、
54.7と市場予想を上回り、2年ぶりの高水準に上昇、また同時に発表された
11月の米建設支出も前月比0.9%増と市場予想を上回る伸びに加速、
この結果を受け、ドルは118円60銭の高値をつけました。

しかし、その後は原油価格が大幅に下落したことを受けて
ドル売りが強まり117円23銭まで反落するという荒い相場展開となりました。
このドルの下落の流れで、MACDが売り転換したことが確認できます。

ただし、ドルの下押しも東京時間の安値を割り込まなかったこともあって
下げ止まり、NYの引けにかけては117円後半まで回復しています。

年明けの米国株はプラス圏を維持しており、
本日の日本株は上昇して始まる可能性が高いため、
ドル/円も117円台後半で底堅い動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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