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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/10/14のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/11)(PDF)

●デイリーレポート
先週のドル/円相場は、ロシアのプーチン大統領がOPEC(世界石油輸出国機構)と協力し、
原油生産調整に取り組む用意があるとしたことで原油価格が上昇しリスク・オンの流れと
なったことや、第2回目の米大統領候補者による討論会でも、クリントン民主党候補の
優勢は変わらなかったことを受け、ドルが上昇する動きとなりました。
13日には、7月末以来となる104円64銭まで上昇しています。

テクニカルで見ると、前週に一目均衡表の雲を上抜け、
先週は実体が雲の上を推移していることで下値不安が遠のいた形となっています。
また、遅行スパンが日々線に同期しながら上昇してきたものが、先週後半には
日々線の下落に逆行しており、相場が強気に転じてきていることが示唆されています。
また、9月2日の前回高値104円32銭を上抜けてきており、
もう一段の上昇が期待される形となっています。

ただし、RSIが75を超えてきたおり短期的に買われ過ぎ水準にあることや、
前回高値を上抜けても上昇に弾みがつかず鈍い動きとなっていることなどからは、
短期的な調整の可能性もあり注意が必要でしょう。
上昇を続けた場合には、節目の105円を一気に抜けることが出来るかが注目されるところです。

※チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

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