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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/10/13のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/10/11)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方に前日の高値を上抜け
104円63銭まで上昇したものの、その後発表された9月の中国貿易収支で
ドル建て輸出が前年比10%減と事前予想を大幅に下回ったことで、
中国リスクが改めて意識され、株安、円高の反応となりました。

この下落によりMACDは売り転換し、ドルは103円半ばまで押し戻されています。

欧州時間に入ると、104円近辺まで値を戻す動きとなりましたが上値は重く、
NY時間に入り米新規失業保険申請件数が24.6万件と市場予想を下回り、
前週分も24.6万件へと下方修正されたこともあり、103円前半まで下押ししました。
NYの引けにかけては、ややドルのショートカバーが通性になり
103円半ばまで値を戻しています。

MACDを見ても、NYの引けにかけては買い転換しており、
103円前半の底堅さを確認する形となっています。

日足ベースで見ると、まだ一目均衡表の先行スパンの雲の上に位置しており、
ドル上昇トレンドが終わったわけではないように見えますが、103円を割り込んでくると
再び下値でのレンジ相場に戻る可能性もあり、注意が必要でしょう。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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