2016/8/9のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/8/8)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では、シンガポール市場が休場のうえ、
企業の多くも夏季休暇に入るなか、102円台を維持しながらも
商いは低迷して方向感に乏しい値動きとなりました。
その後、海外時間に入ると、ややドルの上値が重くなり、
NY時間では米4-6月期非農業部門労働生産性速報値が
3四半期連続のマイナスとなり、米国債利回りの低下を意識したドル売りが
優勢となったことから101円79銭まで下落しました。
この下落でボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークの発生が確認できます。
しかし、101円80銭レベルですぐに下げ止まり、RSIも25水準まで落ち込んでいることから、
更なる下押しの勢いもなく膠着していることが示唆されます。
新たな円売り材料もなく、ドル円の上昇も期待しにくいままで、
本日東京市場でもドル/円は101円台後半で動意に乏しい展開が予想されます。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
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