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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/6/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/6/20)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、英国の国民投票を控えて模様眺めムードの強い展開となりました。
東京朝方に105円手前まで上昇し、その後は104円後半での小動きが続きました。

欧州時間に入り、投票が始まった直後に特段の材料がない中、
104円後半から104円ちょうど近辺に急低下するなど
円買いの動きが強まる場面がありましたが、
その後国民投票ではEU離脱が否決されるとの見方が強まり、
ドル円は105円ちょうど近辺まで上昇しました。

この上昇に伴い、ボリンジャーバンドの情報ブレイクと、
MACDの買い転換が確認できます。

NY時間に入っても、英国のEU離脱懸念の後退を背景にドルが底堅く推移し、
ドル/円は106円近くまで上昇し、この水準での揉み合いが続きました。

その後、国民投票締め切りの東京時間6時過ぎに再び急なドル買いが持ち込まれ
106円83銭まで上昇し、106円半ばでの取引となっています。

英国の国民投票は、日本時間の本日午前6時に
投票が締め切られ、現在開票作業が行われています。
投票率は午前9時半頃にはほぼ判明し、
開票結果は正午から午後1時の間に大勢が判明するとみられますが、
市場はEU離脱が否決されるとの見方に傾いており、
それを織り込む形で円売りが優勢な動きが続いています。
ただし、結果が発表されれば、材料出尽くしで利食いが持ち込まれる
可能性も高く、相場の乱高下には注意が必要でしょう。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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