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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/6/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/6/20)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、朝方は海外市場でドルが売られた
流れを引き継いで103円58銭まで下落し、6月16日に付けた
1年10カ月ぶり安値103円56銭に迫る局面がありました。
この動きでボリンジャーバンドの下抜けがおきましたが、
バンドは拡大せず強い勢いのない動きといえます。

その後、株価の上昇などを受けてドルは買い戻され
104円台を回復する動きとなりました。

MACDも東京正午には買い転換しており、
その後のドルの上昇を示唆する形となっています。

海外時間では、イエレンFRB議長の上院議会証言での発言が
警戒されたほどハト派的ではなく、前月の雇用の弱さは一時的で、
雇用が依然拡大基調であるとの見解を維持しており、
米国経済の回復にも自信を表明したためドル買いが再燃し、
一時105円台を回復する動きとなりました。

この動きでも、ボリンジャーバンドの上抜けが起きていますが、
これも一過性の動きでありトレンドの形成はなされませんでした。

その後は、最新の英世論調査で欧州連合(EU)残留支持派の
リードが縮小したことが材料視され、再び104円台に押し戻されて引けています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

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