TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2016/6/16のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2016/6/16のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/6/14)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、日銀金融政策決定会合で現状維持が
決まったと伝わると、追加緩和を期待していた向きのドルロング・
円ショートの手仕舞いが強まり、大きく下落する動きとなりました。
105円50銭、105円ちょうど割れにはストップロスも多く、
これを巻き込みながら一気に104円まで下落しました。
さらに、黒田総裁の会見が始まると、一段のドル安となり
103円55銭まで軟化する動きとなりました。

この下落では、ボリンジャーバンドの下抜けと大きなバンドウォークが確認できます。

その後、黒田総裁が急速な円高に対し
「物価上昇率に好ましくない影響を与えるのは事実」と述べたことを受け、
ドルの買戻しが入り104円台を回復する動きとなっています。

海外時間に入っても、英国の欧州連合(EU)離脱の是非を問う
国民投票を控えた警戒感からリスク回避の流れが続いており
ドル/円は上値を抑えられた動きが続いています。

もっとも、価格は104円前半で上値を抑えられているものの、
NY後半ではRSIが上昇を続けており、
短期的なドルの反発が期待できる形になってきています。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

提供: FXトレーディングシステムズ
ボリンジャーバンドRSIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ