2016/6/13のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/6/6)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、円が全面高となる展開となりました。
週明け、107円近辺で始まったドル/円は、英国の欧州連合(EU)離脱をめぐる
不透明感がもたらすリス ク回避が広がるなか、アジアの株式市場が大幅安となり、
円が買い進まれ、一時105円73銭までつけ、5月3日につけた年初来安値
105円55銭が意識される動きとなりました。
このドルの下落で、ボリンジャーバンドの下抜けとバンドウォークが発生し、
強い下げトレンドの発生が確認できます。
その後、海外時間では、ドルのショートカバーで106円58銭まで
値を戻す局面があったものの、ドルの上値は重い状態が続いています。
MACDを見ると、ドルのショートカバーでの上昇で買い転換しているものの、
MACD,シグナルともにマイナス水準にあり、ドルの弱さを示唆するものとなっています。
英国の欧州連合(EU)離脱問題による相場の波乱は続きそうで、
本日も不安定な相場のなか神経質な取引が続きそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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