2016/5/23のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2016/5/16)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間スタートからドルの上値は重く
109円台に押し戻される動きとなりました。
日本の貿易黒字幅が6年ぶりの高水準に達したことや
日経平均株価の下落がその背景にあったと指摘されます。
欧州時間に入っても株式市場の軟調な動きとあわせて
ドル/円も109円半ばねと下落する動きが続きました。
NY時間に入ると、先週末のG7財務相・中銀総裁会議では、
日米で為替に関する見解が分かれ、介入警戒感も後退したことが
蒸し返され、109円11銭まで下落しました。
しかし、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁やセントルイス地区
連銀のブラード総裁がタカ派な発言を行い、米連邦準備理事会(FRB)が
6月もしくは7月に利上げするとの観測がドルを下支えしました。
テクニカルで見ると、本日のドル下落に先駆けて
MACDが先週末に売り転換し低たことが確認できます。
もっとも、NYの引けにかけては買いに再転換してきており、
本日109円台前半は底堅く推移しそうです。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
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