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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/3/22のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間では前日
のドルの戻りの流れを引き継ぎ底堅い動き
ながら目立った手掛かり材料がなく、株価と
連動する形で112円を挟んで上下しました。
市場では、週末にイースター休暇も控えて
いるので動きにくい状況との声も聞かれました。

海外時間に入ると、ベルギーのブリュッセルでの
同時多発テロを嫌ったリスク回避のドル売り・
円買いが先行し、111円38銭まで下落しました。
しかし、この下落局面ではボリンジャーバンド
下値を支える形となっています。

その後、2010年来の高水準に達した米国の3月リッチ
モンド連銀製造業指数を好感、また、エバンス米シカゴ
連銀総裁の講演での発言が米国経済のファンダメンタル
ズの強さに言及するなど世界経済に関する明るい材料に
焦点が移り、ドルが買い戻される動きとなりました。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜け112円
49銭まで上昇しましたが、その後のフォローはなく
バンドウォーク形成にはいたりませんでした。

本日も、底堅い動きながらイースター休暇も控え上値を
買い上がるムードもなく112円半ばでの持合いが続きそうです。

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