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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/3/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間では東京市場が休場
の中、111円台前半で方向感のない動きが続きました。
欧州時間に入って、ややドルが持ち直す兆しを見せたものの、
大きな動きにはならず模様眺めムードの強い展開となりました。

NY時間に入ると、複数の米連邦準備理事会(FRB)
高官が4月利上げの可能性に言及したことが支え
になり、ドルは上昇し112円台を回復しました。
地区連銀総裁の中では中間派とみなされている
アトランタ地区連銀のロックハート総裁が、「米経済
には十分な勢いがあり、今後開催する数回の米連邦
公開市場委員会(FOMC)で追加措置を講じることを
正当化するだろう。早ければ4月に開催予定のFOMCで
実施される可能性がある」と語ったことが注目を集めました。
また、サンフランシスコ地区連銀のウィリアムズ総裁、
リッチモンド地区連銀のラッカー総裁、セントルイス
地区連銀のブラード総裁もタカ派的発言を行い、
4月に利上げする可能性があることを示唆しました。

この流れで、ドルはボリンジャーバンドの上抜けと
バンドウォークを形成していることが確認できます。

本日も112円台を維持しておりドルの戻りが期待される
ものの、今週は3月期末に向けたリパトリの動きも引き続き
出やすいことから上値も限定されるとの指摘もあります。

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