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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/2/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表RSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間では目立った材料が
見当たらない中で、日経平均株価に連れ安となりました。
短期筋のポジション調整の円買いや輸出企業のドル
売りなどが上値を重くしたという指摘もあります。

欧州時間に入ると、若干のドル反発もありましたが、
NYでは原油価格や米国株式相場の下落を嫌気した
リスク回避の円買いが持ち込まれ、120円を維持
できずに119円84銭まで下落する動きとなりました。

テクニカルで見ると、先週末に先行スパンの雲の中に
入っていた相場が再び雲の下の押し戻され、ローソク
足を上抜いた遅行スパンもローソク足を下回る動きと
なっており、ドル上昇に陰りが出ていることがわかります。

先週末の日銀の追加緩和を受けたドル上昇に
対する短期的な調整とも言えそうで、目先のめどは
1月20日の安値から先週末の高値までの上昇幅の
38.2%戻しである119円50銭水準が意識されます。

市場は再び原油価格と株式相場の目を向けており、
本日の日経平均株価を睨みながらの動きが続きそうです。

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