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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/1/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、前日の米連邦公開市場委員会
(FOMC)を終え、本日の日銀金融政策決定会合の結果発表を
控え118円台後半で方向感のない動きに終始しました。
東京時間では、日経平均株価を睨みながらの
動きではあったものの、株価も方向性のない
上下動となり、手がかりがない状況といえました。

海外時間でも、日銀の追加緩和観測やロシアのメディアが
「石油輸出国機構(OPEC)とその他の産油国が2月に会合を
開き減産の可能性を協議する」と報道したこと受けた原油価格の
底入れ期待がドルを下支えするものの、予想を下回った米国の
12月耐久財受注に失望したドル売りが上値を抑える要因と
なり、118円台後半の小動きが続きました。

テクニカルで見ても明確な材料のない一日といえます。
ボリンジャーバンドは収縮後横ばいとなり、相場もバンドの
中での上下動となっており方向性を感じられません。
MACDを見ると、シグナルと交錯した動きで横這っており、
プラス水準を維持していることでかろうじてドル優位といえなく
ないものの、方向性を見出せるものとはなっていません。

本日も118円台後半の動きを続けながら、日銀金融
政策決定会合の結果を待つ動きとなるでしょう。
結果発表前後や黒田総裁会見時には、相場が大きく
荒れる可能性もあることには注意が必要でしょう。

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