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テクニカルで検証する昨日の相場

2016/1/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

年初の取引となった昨日のドル/円相場は、東京朝方は底堅く始まった
ものの、12月の中国製造業購買担当者指数(PMI)が予想を下回る
低水準となり、上海総合株価指数が急落したことで、金融市場全般に
リスクオフムードが広がり、円が買い進まれる動きとなりました。
上海株の下落につられ、日経平均株価も一時600円超安と下げ幅を拡大
したことで、円買いが加速、約2ヵ月半ぶりに120円を割れる展開となりました。

この動きでボリンジャーバンドの下抜けと強いバンド
ウォークが示現し、ドルは118円71銭まで下落しました。
昨年末から強い下値抵抗となっていた120円ちょうど水準を割り込んだ
ことも、損切りを巻き込んで大きな下落となった要因といえます。

もっとも、ロンドン時間でのドル下落は、価格が急速に押すなか、
RSIは横ばいの動きとなっておりダイバージェンスを形成しています。
実際相場も、この動きが示すようにドルが反転する展開となりました。

NYでのドルの反転は、材料的には米国金融当局者が米国経済の
強さを強調し、政策が依然緩やかな引き締めの軌道にあることを
明らかにしたことが背景にあるとの指摘もありました。

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