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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/12/15のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京朝方は商業決済が集まりやすい五・十日に当たるため
仲値公示にかけて実需のドル買いが流入し、121円18銭まで買い進まれました。
ただ、その後は買いが盛り上がらず、じりじりと値を下げる動きとなりました。
もっとも、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を
前にした持ち高調整主体の動きで下値も限定的となり、
ボリンジャーバンドのロアーバンドに達することもできませんでした。

海外時間に入ると、米国の11月消費者物価指数が前年比で
上昇、12月NY連銀製造業景気指数も11月から予想以上の
改善を示したことが利上げを後押しする結果になったため、
ドル買いが優勢となり、再び121円台を回復しました。
さらに、原油価格の上昇や株高を受けてドル買いが強まり、
一時121円79銭まで上昇しました。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜け、軽いバンドウォークが示現されています。
もっとも、RSIを見ると買われ過ぎ水準に達しており、FOMCを控えていることを
考えると本日のアジア時間は上値の重い動きとなりそうです。

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