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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/12/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、123円前半での膠着した動きとなりました。
来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)での米利上げが確実視されるものの、
その後の利上げペースを見極める材料が足元では見当たらないとして
FOMCに向けてさらにドル高が盛り上がるかは微妙との指摘もあり、
当面は動きにくい展開が続きそうです。

海外時間でも予想を下回った米国の11月労働市場情勢指数を受けてドルは
伸び悩んだほか、原油安を受けたリスク回避の円買いが持ち込まれたものの
123円を割ることはなく、下値も堅い状況で、膠着感を強めています。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドにタッチしに行く勢いもなく、
バンドの中での上下動を繰り返しており、方向性は見えません。

RSIを見ると、昨日はやや高値圏での動きが多く、大きな流れとして
ドル買い基調が続いていることが伺われますが、NY引けにかけては
中立水準まで落ち込んでおり、短期での強い動きは見られません。

本日は、日本で7-9月GDP2次速報などの発表があるほか、
中国で貿易統計の発表も予定されていますが、市場への影響は
限定的と見られ、123円台での持合いが続きそうです。

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