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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/10/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、先週末の米雇用統計後に118円68銭まで
急落したものの120円近辺まで値を戻して週を越えた流れを引き継ぎ、
終始ドルが底堅い推移となりました。
日銀金融政策決定会合での追加緩和に期待を寄せる一部の
海外投機筋もあるなか、株高が好感され下値は堅い動きとなりましたが、
大方の予想では金融政策据え置きが見込まれるほか、
今週から本格化する米企業決算への警戒感もあり、
120円台では上値の重さが意識されるとの指摘もありました。

海外時間では、中国市場が7日まで休場となるため安心感があるほか、
米国の予想を下振れた雇用や非製造業景況指数を受けて、
米連邦公開市場委員会(FOMC)が利上げを先送りするとの見方が強まり、
リスク選好の動きが優勢で一時120円55銭まで上昇する局面もありました。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドは先週の急落時に広がったままであり、
昨日アッパーバンドにタッチする場面もありましたが、バンドが上値抵抗となっており、
更なる上昇を感じさせるものではありませんでした。

RSIを見ても、昨日の上昇とともに順調に上昇してきましたが、
NY引けでは既に買われ過ぎ水準に達しており、
一段の上昇には躊躇する形となっています。

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