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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/9/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、朝方120円水準でスタートしたものの上値の重い動きで、
日経平均が700円超と大幅な下落となるなか、じり安の展開となりました。
欧州スタート時には119円25銭レベルまで下落し、
ボリンジャーバンドを下抜ける動きとなっていました。

ただし、一段のドル下落に勢いはなく、
欧州株が持ち直すと徐々にショートカバーも入り、
119円後半まで値を戻しました。

さらにNY時間に入ると、米国の9月消費者信頼感指数が予想外に上昇したこと、
米国の政府機関閉鎖が回避できる可能性もでてきたこと等で、リスク回避の動きが後退し、
ドル買い・円売りが一時優勢となって120円台を回復、一時120円16銭まで上昇しました。

この動きで、ボリンジャーバンドのアッパーバンドまで達していますが、一時的な動きに
終わっており、その後もボリンジャーバンドの1σ内での小動きでNYを引けています。

RSIを見ても、東京時間は25割れまで押していたものが反発したものの、
その後は中立水準で持ち合っており、明確な方向性はつかめません。

本日も週末の雇用統計を控えて、
株価をにらみながらの神経質な取引が続きそうです。

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