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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/9/24のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間スタートで連休明けのドル需要から
一時120円40銭近辺に上昇しましたが、日経平均株価の下げ幅拡大を受けて
徐々に水準を切り下げ、昼前に119円80銭台まで下落しました。
その後も上値が重い展開が続いたものの、大きく下押しすることもなく、
120円を挟んだ小動きが続きました。

欧州時間に入ると、独自動車大手フォルクスワーゲンの排ガス不正操作問題で
株安が進むなど、金融市場の全般的な地合いがさえずドル安地合が続き、
さらにNY時間では米国の8月耐久財受注やシカゴ連銀全米活動指数が
マイナスに落ち込んだため、ドル売りが加速し一時119円21銭まで下落しました。

この流れでボリンジャーバンドの下抜けと
バンドウォークが発生していることが確認できます。

その後は、イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、
ショートカバーが持ち込まれ119円後半まで値を戻し、
さらにイエレン議長が「インフレが引き続き安定的に推移し、
米経済が雇用拡大に向け力強い状態であれば、FRBは年内に利上げを開始する。」
との見方を示したことで120円30銭水準を回復する動きとなっています。

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