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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/8/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間は値幅が15銭程度と極めて狭いレンジでの取引となりました。
伸び悩んだ一方で底堅さも維持しており、市場ではFOMC議事要旨の発表を前に、
ドル上昇への期待を持ちながら待っている投資家が多いとの指摘も聞かれました。

欧州時間のスタートで、ややドル安に振れたものの、
下値は124円20銭水準であり、大きな下押しとはなりませんでした。

NY時間に入ると、米国の7月住宅着工件数が、2007年10月以来の8年ぶりの
高水準に増加したほか、住宅市場の健全性を示す一戸建て住宅建設の改善を好感し、
ドル買いが優勢となったことから、124円半ばまで値を戻しましたが、上値も限定的でした。

テクニカルで見ても、欧州時間の下押しでボリンジャーバンドを下抜けたものの
バンドウォークにはつながらず、下値抵抗として作用してしまい、大きな勢いを感じさせません。
また、NY時間では、ほぼミッドバンドに絡んでの膠着となっており、
相場に方向感が出ない状況が続いています。

RSIをみても、明確な方向性が出ていないことが確認でき、目先膠着した動きが続きそうです。

特に東京時間では、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が
日本時間20日午前3時に発表されるのを控え、模様眺めとなりそうです。

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