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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/7/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、上海株価・日経平均株価の下落に伴うリスク回避ムードか ら、
ドル/円は朝方に弱含んで推移し、一時123円07銭まで下落しました。
しかし、上海株が11時過ぎから目先の底を打って上昇に転じると、ドルも急激に買い戻され、
午後には上海株が一時プラスに転じて、日経平均株価も朝方の200円超の下落から
時プラス圏に浮上したことで、ドルは123円半ばまで値を戻しました。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜け、軽いバンドウォークがおきていることが観察されます。
また、MACDでは前日の海外市場でドル買いへの転換が見られており、
朝方の軟調な流れの中でも潮流はドル買いに傾いていたことが窺われます。

海外時間に入ると、米連邦公開市場委員会(FOMC)が本日発表する声明がタカ派的
内容になる可能性もあるとの見方から利益確定のドル買い戻しの動きが広がりましたが、
一巡するとさらに上値を試す勢いもなくやや値を下げてNYを引けています。

MACDもNY引けに欠けて売り転換しており、一本調子のドル上昇は難しい形となっています。

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