2015/7/15のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表、RSIを表示しています。
昨日のドル/円相場は、アジア時間はイエレン米連邦準備理事会(FRB)
議長の議会証言を前に、 動意に乏しい展開が続きました。
注目のイエレンFRB議長の議会証言では、「年内の利上げが適切」、
「利上げに一段と近づいた」と発言があり、これを受けて、
債券利回りが上昇しドル買いも加速、一時123円97銭まで上昇しました。
その後は、抗議行動が継続する中、ギリシャ議会が緊縮策に関する討議を開始したため、
リスク回避の円買い・ドル売りが再燃したためドル/円は伸び悩んでNYを引けています。
テクニカルで見ると、先週までのドル下落からの立ち直りがはっきりとしてきています。
相場は先行スパンの雲を上抜けており、ドル上昇地合に転じています。
遅行スパンも買い環境へ転換してきており、
先週のドル下落が短期の調製であった可能性を示唆しています。
また、RSIを見て戻る上昇の割りにRSIの水準は中立でとどまっており、
もう一段の上昇が期待できる位置にあります。
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