2015/7/13のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、早朝の取引で一時121円台まで下落して始まりました。
ギリシャをめぐる協議が土日で決着するとの期待の反動で、
前週末に円売りが進んだ分の買戻しが先行した形です。
しかし、ドルはその後まもなく切り返して上昇し、
午前9時以降は122円半ばから後半での一進一退となり、
方向感の出ない取引が続きました。
欧州時間に入ると、欧州連合(EU)がギリシャへの金融支援再開に向けた協議に入ることで
合意に達したことを好感したリスク選好の円売りが持ち込まれ、123円を突破しました。
この流れで、ボリンジャーバンドを上抜けたものの、ロアーバンドが追随してしまっており、
バンドウォークにはつながりませんでした。
その後は123円半ばで膠着した取引が続き、同水準でNYを引けています。
MACDを見ると、シグナルとともにゼロ以上の水準を維持しておりドル買いの
状況を示していますが、MACDとシグナルが交錯していることにより、
相場の気迷いが示唆されているといえそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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