2015/7/8のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、アジア時間では、ギリシャ情勢の先行き不透明感から
リスク回避ムードが漂う中、中国株の下落も相まって日経平均株価が
600円超と大幅に下落したことで弱含んで推移しました。
アジア時間では122円を割れると、その後欧州時間でも
反発なしに下落を続ける動きとなりました。
NY時間に入ってもリスク回避ムードは続き、さらにハト派寄りとなった
連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けた債券利回りの低下に伴う
ドル売りが加速したことで、120円41銭まで下落しました。
テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドで下方向へのバンドウォークが
続いており、1時間足でこれほど長くバンドウォークが継続していることに、
相場の軟調さが示されていると思われます。
MACDも東京時間に売り転換して以降、
一貫して売りサインを続けておりドル/円の弱さが現れています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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