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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/7/1のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、ドルがじりじりと買い戻される動きとなりました。
ギリシャのチプラス首相が債権団に対し譲歩案を提示したと報じたことを受け、
これまで相対的に安全な通貨として買いを集めていた円が売り戻される動きとなりました。
また、昨日発表された米経済指標も総じて良好な内容で、米民間雇用サービス会社ADPによる
6月の非農業部門の民間就業者数は前月比23万7000人増と、事前予想の21万8000人増を
上回り、米サプライ管理協会(ISM)が公表した6月の製造業景況指数は53.5に上昇し、
こちらも予想の53.1よりも良好な数字となっています。
さらに米商務省が発表した5月の建設支出も0.8%増と、予想の0.5%増を
上回るなど、強めの指標発表により米利上げ時期が具体的に意識されたことも
長期金利の上昇につながり、ドル上昇要因となったようです。

テクニカルで見ると、ダブルボトムのネックラインである122円半ばを上抜けると、
バンドウォークを伴って、ドルは123円台まで上昇していることがわかります。

MACDを見ても、一昨日に買い転換して以降、一貫してドル買いの状況が続いており
日米金利の方向性の差によるドル買いの大きな流れが続いていることが示唆されています。

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