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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/5/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジア時間は前日のドル急上昇の反動から、やや上値の重い小動きが続きました。
本邦政府要人から「急激な円安は好ましくない」という円安をけん制するような発言が出たかとも
ドルの上値を抑える要因になったと指摘されます。

しかし、海外時間に入ると短期筋のドル買い意欲は強く、再び上値を窺う動きとなりました。
米国10年債利回りが、利益確定などの売りで反転・上昇したことから、連邦準備理事会(FRB)の
利上げ観測によるドル買いが強まり、約8年ぶりの高値である124円08銭まで上昇しました。

この流れで、ボリンジャーバンドを上抜け、軽いバンドウォークが示現していることが観測されます。

もっとも、バンドウォークが始まる前に、MACDは反転しており、ドルの上昇の兆しを見せていました。
その後、NYの引けにかけて、MACDが再び売り転換しており、相場は123円台に押し戻されて引けています。

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