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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/5/28のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、ドル上昇に勢いが続き、
約12年ぶりの高値124円48銭をつける展開となりました。
日銀の金融政策が超緩和的な一方、米連邦準備理会(FRB)は
年内に利上げするとの見方が広がっていることが背景にあり、
さらに昨日発表された米国4月中古住宅販売仮契約指数が予想を
上回る件数となり、FRBによる年内利上げ開始観測を後押しする
材料になったことで、ドル上昇に弾みがつきました。

その後、先進7カ国(G7)財務相・中央銀行総裁会議に出席中の麻生財務相が
足元の円安進行について「荒い動き」と発言し、急ピッチの円安に警戒感を示した
ことで、ドルは伸び悩み123円台に押し戻されてNYを引けています。

今週に入り、ドルは上抜けし急上昇の展開となっていますが、
テクニカルで見ると、短期的には上値が詰まってきているように見えます。

ボリンジャーバンドを上抜けしても強いバンドウォークは発生せず、
またMACDを見ると交錯しながらも売り優位の形状が続いています。

ドル上昇の基調に変化はないものの、短期の大幅上昇で投機筋の
利食いも見られ、短期的には軽い調整のリスクも考えられそうです。

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