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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/5/22のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のドル/円相場は、終始ドルが堅調に推移し、約2ヶ月ぶりの高値となる
121円57銭まで上昇しました。

日本銀行が22日に開いた金融政策決定会合で金融政策の現状維持を決定し、
景気先行きについての判断を引き上げたことで円買いが優勢となる場面も
ありましたが、同日発表された4月の米消費者物価コア指数が市場予想を
上回ったことで早期利上げの思惑が再浮上し、リスク選好的なドル買いが
相場を押し上げました。

また、イエレンFRB議長が講演で、景気先行きに自信を示すとともに、
年内利上げの可能性を強く示唆したこともドルの追い風となったと指摘されます。

テクニカルで見ても、一目均衡表は三役好転でドルの上昇基調がはっきりとした
形となっています。

Williams %Rがゼロにまで達しているため、短期的な調整の可能性はあるものの、
ドル優位の状況に変化はないものと思われます。

上値のめどは年初来の高値である122円04銭で、これを抜けると125円を視野に入れた
一段のドル買いが入る可能性もありそうです。

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