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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/5/6のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京がGWで休場のため静かな取引が続きました。
目新しい材料も無く、119円台後半での閑散とした取引のなか、ややドルの上値の重さが見られました。

しかし、NY時間に入ると、一昨日の弱い米貿易統計に続き、米4月ADP全国
雇用者数がさえない内容となりドル安が加速する動きとなりました。
米4月ADP全国雇用者数は、市場予想の20万人増に対し16.9万人増と昨年1月以来の
低い伸びにとどまり、また3月分は18.9万人増から17.5万人増へ下方修正されました。

この流れで、ドル/円は、目先のサポートラインを次々に下抜けして119円21銭まで下落しました。
イエレンFRB議長が「利上げ時に長期金利が急上昇する可能性もある」と述べたことで
米長期金利は底堅く推移したものの、ドルを下支えすることは出来ませんでした。

テクニカルで見ると、RSIが一貫して50以下にとどまっており、ドルの上値の重い様子が表されています。

本日は、東京がGW明けとなり、市場参加者が戻ってきますが、明日の米雇用統計を控え、
取引は手控えられそうで、大きな動きは期待できないかもしれません。

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