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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/29のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京休場のため朝方は118円後半で模様眺めの取引となりました。
欧州勢が参入すると、特に新しい材料の無いなか、円売りとドル買い双方が徐々に強まり、
119円36銭まで上昇する動きとなりました。

この動きで、ボリンジャーバンドを上抜け、小さなバンドウォークが示現していることが確認できます。

NY時間に入ると、発表された1-3月期の米GDPが前期比年率0.2%の伸びにとどまり、
前期の2.2%から急減速するとともに市場予想の1.0%の伸びを大きく下回り、
これを受けて米連邦準備理事会(FRB)の利上げペースが緩やかなものになり、
利上げ開始も9月以降になるとの見方が広がったことで、ドルの急落につながり、
20日以来の安値となる118円60銭まで下落しました。

その後の米連邦公開市場委員会(FOMC)声明では、雇用の改善と中期的な物価目標の達成に、
合理的な確信が得られれば利上げを実施するとの文言が引き継がれ、ポジション調整の
ドル買戻しもあり、ドルは119円台を回復する動きとなっています。

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