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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/27のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間では118円後半での小動きとなりました。
株価の下げ幅拡大で下押しする場面もあったものの、
実需筋の買いが下値を支える形となりました。
また、今週は日米金融政策イベントの動向が最大の焦点と
なっており、週前半は動きづらいとの指摘もあります。

欧州時間になると、欧米株高を背景に投資家らのリスク回避の姿勢が後退したことから、
安全資産としての円が売られる、さらに格付け大手フィッチ・レーティングスが
日本国債の格付けを一段階引き下げたことも円売り材料となりました。
この流れで、119円半ばまで上昇したものの、ボリンジャーバンドに
タッチするに終わり、さらに上昇する勢いはありませんでした。

NY時間に入ると、米連邦公開市場委員会(FOMC)声明や、1~3月の米GDP(国内
総生産)速報値の発表を控えて、積極的な商いが手控えられ、ポジション調整からの
ドル売りで再び119円割れとなり、119円を挟んだ動きで引けています。

MACDを見ると、東京から欧州までは買いサインが続いていましたが、
NY時間に転換して以降方向性がない形となっています。
本日も日米首脳会談や日米の金融政策イベントを控え、
模様眺めのなか方向性の無い動きが続きそうです。

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