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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.4%)、MACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、早朝の取引で、海外ファンド勢主体のドル売りで一時119円17銭まで
下落しましたが、下値では東京勢の買いが間髪入れず流入し、下押しを阻止しました。
118円半ば以下では、まとまった規模で実需勢のドル買い需要があり、
ドルの下値の堅さを確認した形となりました。

その後、浜田宏一内閣官房参与が講演で「エネルギーと食品を除いたコアコアの物価指数でも
2%の物価目標を達成できないのであれば追加緩和をする必要がある」と語ったとの報道が伝わると、
ドルはじりじり上昇し、海外市場でも流れは変化せず、119円83銭まで上昇しました。

テクニカルで見ると、上値は0.4%乖離のエンベローブに達しているものの、
下値はSMAまでにとどまっていることから、昨日のドルが堅調だったことが確認出来ます。

また、MACDもプラス圏を維持していることもドル堅調を示しているといえます。
ただし、MACDとシグナルが交錯しており、明確な方向性には欠けているといえるでしょう。

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