2015/4/6のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、イースターマンデーなどで欧州とアジアで休場が多く、海外勢の
参加が鈍っているなか、アジアから欧州時間にかけては119円を挟んで小動きが続きました。
先週末の米雇用統計は非農業部門の雇用者数の伸びが市場予想を大きく
下回ったものの遅かれ早かれ米国が利上げするとの見方が支配的で、
押し目でのドルの買い需要につながっていました。
NY時間に入ると、米国の3月サービス業や総合PMI改定値が予想外に上方修正されたほか、
米国の3月ISM非製造業景況指数(総合)も予想に一致したため安心感からドル売りが後退、
さらに株高や原油価格の反発にも支えられ、ドルはじりじりと上昇し119円67銭をつけました。
この流れで収縮していたボリンジャーバンドを上抜け、
バンドウォークが示現していることが確認できます。
もっとも、MACDを見ると東京時間には既に買い転換しており、
NY時間の上昇を先取りすく形となっていたことがわかります。
提供: FXトレーディングシステムズ
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