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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/4/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、本日から始まる感謝祭休暇や本日発表の
米雇用統計を控えてポジション調整の小動きに終始しました。
アジアから欧州時間にかけては、119円半ばから前半での
動きで、大きな取引は見られない模様でした。

NY時間に入ると、米国の貿易赤字が5年半ぶりの低水準に予想外に縮小、
また、失業保険申請件数が9週間ぶりの低水準となったことを好感した
ドル買いが優勢となり、119円89銭まで上昇しました。
もっとも、この動きでボリンジャーバンドを上抜けたもののバンドウォークは
発生せず一過性の動きに終わっていることがわかります。

その後は、119円後半での小動きとなり、119円75銭水準でNYを引けています。

感謝祭休暇のため、本日は米国では株式市場が休場、債券市場が短縮取引となるほか
英国、豪州、香港、 シンガポールなどが休場となり、また英国などは6日も休場となります。

そうした中での米雇用統計の発表は、思わぬ大波乱になる可能性もあり注意が必要でしょう。
米雇用統計については、このところ良い数字が当たり前になってきているので、
良い数字が出たとしても、ドルの底固めをする程度で、大きく上に引っ張るような力にはならない
可能性が高く、逆に弱い数字に対するサプライズリスクのほうが高いとの指摘が出ています。

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