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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/20のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週のドル/円相場は、週前半に米国の金利先高観などで
一時121円52銭まで買われる動きとなりました。
しかし、17-18日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)
の会合では、「忍耐強く」との文言が削除されたものの、
2015年末のFF金利誘導目標の予想値が昨年12月時点の
1.125%から0.625%に引き下げられたことから、米国の早期
利上げへの思惑が後退したことでリスク回避的な円買い・ドル売りが
急速に広がり119円30銭まで反落する展開となりました。
ただし、120円以下ではドル買い意欲は根強く、
120円を回復して週を越えています。

テクニカルで見ても、大きな陰線により調整色は見えるものの
ドル高貴重そのものには、まだ変化は見られません。
一目均衡表では、三役好転が続いており、
今後先行スパンの雲も上昇に転じてきます。
ローソク足が、遅行スパンに絡む局面もありましたが、現状では
距離もあり、今週は横這いの動きが期待される形状となっています。

もっとも、Williams %Rは大きく反落しており、ややドル調整の可能性を
示しているので、今週のドルの大きな反発は難しいのかもしれません。

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