2015/3/9のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、MACDを表示しています。
昨日のドル/円相場は、先週末の流れを引き継ぎ底堅い動きを続けました。
米連邦準備制度理事会(FRB)が早期の利上げに踏み切るとの憶測を
受けたドル買いが続いたほか、欧州中央銀行(ECB)のQE開始を好感した
リスク選好の円売りが優勢となったと指摘されます。
もっとも、テクニカルで見ると
ドル上昇に力強さが欠けるものとなっています。
ボリンジャーバンドの上抜けも一過性で終わっており、
上値の重さも感じさせる形となっています(A)。
また、MACDを見てもシグナルとの交錯が続いており
明確な方向性が見出しにくくなっています(B)。
ドル買いの流れは続くものの、
一気に上抜け出来るかどうかを見極める必要がありそうです。
昨日の高値121円41銭がポイントで、これを上抜ければ、次の
ポイントである直近の高値121円86銭が意識される流れになるでしょう。
提供: FXトレーディングシステムズ
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