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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/10のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京時間午後に昨年12月初旬につけた
直近高値121円86銭を抜けると、ストッ プロスを巻き込みながら
上昇し、7年8カ月ぶりに高値である122円04銭をつけました。
しかし、122円台の売り意欲も強く、すぐに121円70銭水準まで
押し戻される動きとなりました。

海外時間に入り、再び122円台を試す動きもあったものの、
米株価の下落を嫌気したリスク回避の円買いや米1月卸売売上高の
落ち込みを受けた債券利回りの低下に伴うドル売りが優勢となり、
一時121円を割れ120円92銭まで下落する動きとなりました。
もっとも、根強い米国の早期利上げ観測を受けたドル買いに
下げ止まり、121円を回復してNYを引けています。

テクニカルで見ると、ボリンジャーバンドのアッパーバンドに絡みながらの
上昇が反転、ロアーバンドまでで押し戻される動きとなっており、
目先ドル高がピークアウトした可能性が示唆されています。

MACDを見ても、明確に売り転換しており、本日は、
やや上値が重い可能性が示されているといえそうです。

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