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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/3/4のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、119円台で方向感のない動きを続けました。
東京時間では、119円前半で実需筋を含め旺盛なドル買い意欲があるとされ、
底堅い推移となりましたが、欧州時間に入ると120円台の売りを
意識した海外勢に押され軟調な動きとなりました。

NY時間に入っても、米国の2月ADP雇用統計が予想を小幅に下振れたことが
ドル売り材料に、2月ISM非製造業景況指数が予想外に上昇したことや
米地区連銀経済報告(ベージュブック)で米国経済の拡大が継続していることが
確認されたことがドル買い材料となり、上下ともに動きにくい相場が続いています。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドの幅は縮小を続けており、
相場が膠着していることを示しています。

また、MACDは上昇基調にあるとはいえ、シグナルとの交錯が続いており、
明確な方向感が出ていない状況となっています。

市場の注目は、明日の米雇用統計に集まっており、
結果を見極めるまでは動きにくい展開が続くのかもしれません。

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