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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/2/18のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、アジアから欧州時間にかけては119円前半での方向性のない動きが続きました。
日銀金融政策決定会合で金融政策の「現状維持」が発表され、「大方の見通し通り」であったものの、
119円15銭付近で推移していたドル/円が一時118円88銭まで下落する局面があったものの、
一過性の動きに終わっています。

その後NY時間には言っても119円前半での動きが続いていましたが、米連邦準備理事会(FRB)が
公表した1月27・28日開催分のFOMC議事要旨 で、時期尚早な利上げは景気回復の妨げに
なりかねないとの懸念が示され、また「忍耐強い(patient)」との文言を削除すると
市場の利上げ期待を「過度に限定させる」可能性 があるとの指摘が見られたことから、
ゼロ金利政策を当面継続する姿勢が示されたとして、米金利低下に伴うドル売りが加速し
118円56銭まで下落しました。

この流れでボリンジャーバンドを下抜け、バンドウォークを形成しつつある状況です。

もっとも、RSIを見ると、昨日は朝方から下落圧力が強まっていることが示唆されているものの、
一旦反発するなど、水準的には明確な方向性は見えていない状況といえるでしょう。

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