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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/2/5のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドRSIを表示しています。

昨日のドル/円相場は、東京午前では前日の流れを引き継ぎドルが軟調な動きを続けていましたが、
欧州時間以降は値を戻す動きとなりました。

ギリシャ情勢の日透明感や原油安などがリスクオフのムードを作り、ドル/円の上値を抑えているため、
117円台での方向感のない動きが続いています。

NY時間に入ると、米国の12月貿易赤字が予想外に拡大したこと、10-12月期労働生産性速報値も
予想外のマイナスに落ち込んだことが景気先行き見通し悪化につながりドル売り材料となり、
その後、原油価格の反発などを好感した株式相場の上げ幅拡大がリスク選好の円売り材料となって、
ドル/円は上下ともに動きにくい展開で、117円半ばでNYを引ける動きとなりました。

テクニカルで見ると、平均足は東京午前は陰線、その後は陽線が続き、持ち合いながら戻るが
優勢であったことが示唆されています。

また、RSIを見ても海外時間にかけて緩やかに上昇しており、これ戻る優位を示しています。
もっとも、70レベルをクリアーには超えられず、強い買い意欲は見られないことに変化はありません。

ボリンジャーバンドを見ても、相場はバンドの那覇での取引であり、バンドの拡張も見られないことから、
方向性がないことが示されているといえます。

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