2015/1/22のドル円相場の考察
昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のユーロ/ドル相場は、アジア時間は。欧州中央銀行(ECB)の政策発表を前に様子見ムードが強く、
1.16ドルを挟んだ方向感のない動きが続きました。
ECB理事会では、1.1兆ユーロ規模の量的緩和(QE)を導入することを決定、各月600億ユーロの
ソブリン債購入プログラムを3月から開始し、2016年9月まで継続することとしました。
市場予想では5000億-6000億ユーロのQEであり、これを上回る規模となったため、ユーロ売りが加速、
2003年9月以来の11年ぶりの安値となる1.13ドル前半まで下落しました。
この流れで、ボリンジャーバンドを一気に下抜けし、強いバンドウォークが示現しています(A)。
NYの引けにかけても、ユーロのショートカバーはあまり見られず、安値圏での取引が続いています。
米国と日欧の金融政策の方向性の違いが明確になり、再びドルへの需要が強まる可能性が高まる
との指摘もあり、ドル/円も底堅い動きが続きそうです。
提供: FXトレーディングシステムズ
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