2015/1/21のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日のドル/円相場は、東京朝方から、じりじりと上値を伸ばし、118円台にしっかり乗せる動きと
なりました。
この日は決済が集中する五・十日にあたり、仲値にかけて輸入企業のドル買いが優勢だったほか、
その後に発表された中国の第4・四半期GDP成長率が市場 予想ほど悪くなかったことを受けて、
ドル買いが進んだようです。
この動きで、緩やかながらも上方向へバンドウォークが見られ、ドルの底堅さが示唆されています(A)。
海外市場に入ると、予想を下振れた米国の1月NAHB住宅市場指数で一時ドル売りが優勢となったものの、
ブラード・セントルイス連銀総裁が米WSJ紙に「連邦準備制度理事会(FRB)が計画通りに金融政策の
正常化を開始することが重要」と発現したことや、日本の追加緩和観測が強まったことなどで
円売りも再燃し、ドル/円相場は交錯した動きとなりました(B)。
MACDを見ても、NY時間ではMACDとシグナルの交錯が見られ、明確な方向感がなくなっている
ことがわかります(C)。
本日は、日銀の金融政策決定会合を控え、118円台後半を中心にした神経質な値動きが予想されています。
提供: FXトレーディングシステムズ
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