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テクニカルで検証する昨日の相場

2015/1/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日のドル/円相場は、NY市場がキング牧師誕生日で休場となることや欧州中央銀行(ECB)
理事会を控え、手控えムードが強く117円台前半での小動きが続きました。
先週末のスイスフランの急騰の影響も見極めたいという動きも模様眺めにつながったとの
指摘もあります。

テクニカルで見ると、ドル/円は下値不安が高まっている状況に見えます。
遅行スパンはローソク足を下回り、転換線も基準線を割り込んできています。
また、現在値は、先行スパンの雲の中に入り込んできています。
現状では雲の加減は113円台にありまだ雲が厚く下抜ける状況にありませんが、来月半ばには
雲のねじれが発生し、下抜けリスクが高まることとなります。

先週末の大きな陽線が包み足となり、下げ止まりを示すことに期待がかかりますが、逆に先週末の
安値を下抜けると、下方リスクが高まることには注意が必要でしょう。

ただし、Williams %Rは-100水準から回復してきており、短期的には下げ止まる可能性も
示唆していることは、ドルにとっての支援材料といえるでしょう。

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