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テクニカルで検証する昨日の相場

2014/12/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の1時間平均足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、前日の乱高下の反動もあり、日本株式が堅調に推移する中、ドルが
底堅い動きを続けました。
もっとも、東京時間では週末の米雇用統計を控えてポジションを大きく傾ける向きは少なく、
大きな動きにはつながりませんでした。

NY時間に入ると、米連邦準備制度理事会(FRB)のフィッシャー副議長、ニューヨーク連銀の
ダドリー総裁が、「原油安によるインフレ低下は一時的だ」とし、米国や世界経済にとっては
プラスであるとの見解を示しました。
また、両総裁は米国の利上げについても前向きな姿勢を示したことが、ドルの支援材料となり
ドル/円は一時119円29銭まで上昇し、再び高値を更新しました。

テクニカルで見ても、ドルの底堅さを確認できる形となっています。
平均足は、陽線を続けており、昨日は一貫してドルの上昇基調が続いたことが示されています。

また、欧州時間では、ボリンジャーバンドの上抜けとバンドウォークが確認でき、バンドウォーク終了後も
アッパーバンドに張り付いて推移しています。

MACDを見ても、一昨日のNY市場で買い転換して威光は、一貫して買いサインを続けていることがわかります。

週末の雇用統計を意識しながらの動きとなるため、一気に120円を試すことは考えにくいものの、
ドルの下値の堅さが意識される展開となりそうです。

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