2014/11/20のドル円相場の考察

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昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。

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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams ％Rを表示しています。

昨日のドル/円相場は、前日の米連邦公開市場委員会（FOMC）議事要旨の発表を受けた
ドル買いの流れが続き、じりじりと上昇する展開となりました。
欧州時間に入ると、一時118円96銭の高値をつけています。

その後は利食いの売りも持ち込まれ117円74銭まで押し込まれましたが、NY時間に入ると
10月消費者物価指数、中古住宅販売件数、景気先行指数、11月フィラデルフィア連銀景況指数が
上振れとなり、主にドル買いに反応し、118円台を回復して引けています。

直近で110円を超えたのが10月31日で、それからたった20日で119円近辺まで上昇しており、
利食い売りが出やすい状況となっているといえそうです。
しかし、短期での急上昇は買い遅れも多く残していることから、押し目での買い意欲も強く、
振れを大きくしながらも上昇を続ける可能性が高いように思われます。

テクニカルに見ると、昨日は天井で大きめの上ヒゲを残した形となっています。
本日の終値が、昨日の終値を下回るようであれば、調整ムードが強まる可能性もありますが、
今のようなトレンド相場の時には逆張りはリスクが高いといえるでしょう。

Williams ％Rが天井圏での持ち合いを下抜けてくるのかどうかに注目したいところです。

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